スミファ 2014

初めて行きました。スミファことすみだファクトリーめぐり。

トークショーにセメントプロデュースデザインの金谷さんが来られるというのでいそいそと。ほかには編集者・デザインプロデューサーの紫牟田伸子さん、アッシュコンセプトの名児耶秀美さん、ペーパーバック代表の則武弥さん、想像意匠代表の日原佐知夫さん。

実は金谷さん以外、存じ上げなかったのですが、どの方もその道のプロというにふさわしくすっごい興味深い話を伺うことができました。

墨田区は工場（こうば）の集合地帯。同業者がひしめき合う、いわばライバル同士で固まった地方とは違い、異業種同士の横のつながりがしっかりある珍しいエリアなのだとか。そこで売ることもできるし、大手の百貨店に持ち込む営業もできる最高の場所という分析。

ファシリテーターの斉藤靖之さんはマルサ斉藤ゴムの3代目。なかにいる者にはなかなかその恵まれた境遇がわからないものだけど、しっかり意識しなくてはならないとおっしゃっていました。

情緒が反応するもの、恋人のようなもの、そんなものづくりをしたい。とても大人でプロ！の方々だけど、純粋でまっすぐで、そんな想いにグッときました。

まわりにクリエイティブな仕事をしている人は多いけれど、生活用品に落としこんでいる人はいないので、なんだかとても貴重なことを垣間見られてお得な気になっちゃいました。

このあとレセプションが行われ、関係者の方々と触れ合う機会もありましたが、トークショーだけでおなかいっぱいになっちゃって、帰ってきました。

スカイツリーをずっと、「すみだタワー」と呼んで母に怒られていたけど、いいんじゃないかな、すみだタワーで。なんてね。

タグ：スミファ 墨田区 セメントプロデュースデザイン