先送り生活 [後追い日記]
クレカ、suica、nanacoで生活する今日この頃。
最初はなか卯飲みのはずだった新年会がなぜかグレードアップして丸の内に。予算オーバーだったのでクレカで払うと言ったら、多めに現金が集まった。気を遣わせてすみません…追いサーモンしなくてよかった。
マクドナルドではsuica使えないんだなぁ。
開店休業 [グルメ]
近所のla kaguは、衣服や家具は高いが、新潮社の書籍を座って読めるのがいい。
吉本隆明氏の『開店休業』を10分で読めるところまで読んでみる。
danchuに寄稿していたとは驚き。グルメ雑誌は東京カレンダーの美女記事くらいしか見ないので、自分の見解の狭さに反省ザル。
当たり前ながら、文芸評論とは違う穏やかな物言い。本当に口にしながらしたためているような、温かさがスッと体に溶け込んでいく。
印象的なのがグミの実と、お菓子のグミの話。「ものには、すべて未来がある」との結びだ。自分の中で意味あいが広がって、ちょっとポジティブになる響き。
おちゃめな隆明先生に呼応するような長女・ハルノ宵子さんの文章も楽しい。
少し前に、よしもとばななさんの小説を読んだのだが、これもすごく心にしみた。といってもひきずるようなしつこさのない、読み終わったらあっさりバイバイと現実に送り出してくれる類。
ほかに兄弟がいたかはわからないけど、父と2人の娘の関係がなんだかほがらかなものに感じてほっこりした。本当はわかんないけど。
ちなみに『開店休業』というタイトルは連載途中、体調を崩した隆明先生が編集者の方に提案したのが元。
あれ、今日も閉まってる、明日は開いてるかな。また閉まってる、やめちゃったのかな。
そして、ある日何事もなかったように開店している。そんな感じがいいのだと。
「連載をやめるか」そんな決断を迫られたとき、こんな提案ができるのは、この方くらいではなかろうか。
ココロの綱引き [後追い日記]
ネットとか電話とか、はたまた手紙とか
そんなツールは不要な仲だと思っていた
それは以心伝のように
情緒的なものではなく
もどかしさのない、
もっと直接的なもの
でも、違っていた?
研ぎすまそう
そしてたぐりよせて
ココロの綱引きを