おくに日記（11/18）

今日の「ちびまる子ちゃん」で「小林一茶の句ではカエルが相撲をとっていたとされている」と言っていてびっくりした。というのは、うちの上の姉はカエルの相撲を見てからカエル嫌いになったと訴えており、だれにも信じてもらえなかったのだ。気持ちはわかる。私も女王蜂を見たのに信じてもらえなかった。ちなみに真ん中の姉は犬が大笑いしたと泣きながら帰ってきたことがある。おのおのの気持ちがわかる仲のよい三姉妹だが、その件に関しては自分以外を信じていないと思われる。

小さい頃は動物をいっぱい飼っていた。でも家族の中で動物を好きなのは私だけだった。といってもみんな嫌いなわけではない。小さくて弱そうで死んじゃいそうで気を遣うらしい。また、私はいわゆる親の恥かきっ子で、しばらくの間私以外はいい大人だったので無邪気に飼うことはできなかったのだろう。そう知ったとき、うちの家族はみんななんて優しいんだろうと思った覚えがある。今でも動物がいると寄っていく私だが、ただ同じ目線でまんじりともせず時間を共有するだけだ。何かをあげようとは思わない。私も生きるのに一生懸命なのだ。この辺りののら猫ときたらフクフクしていて私が養ってもらいたいくらいである。

（写真左）そういえば、のら猫を触ろうとしたところ、学生にぴしゃりと手をはたかれたことがある。
（写真右）あらいぐまかなんかの血が入っちゃってる？顔としっぽの色のつじつまが合っていてすばらしい。