知・美・品 [女子]
この人よく見るけど、名前がわからないなぁ…というモデルさんがいる。
資生堂エリクシールCM(YouTubeより)に出演中の熊沢千絵さんもその一人ではないか。
こういうモデルさんは息が長い。こういう、とは「品がある」という意味である。
「品がある」とはイメージでは伝わりにくいものだ。かといって実体もない。顔で決まるような気もするし、家柄、生き方、もともとの気質から来るものかもしれない。でも作ろうと思って作れるものではないことは確かだ。
それでも男女ともに憧れの基準となるのは「なんとなく品がある」というわざわざ口にすることはない根底的な絶対条件である。
作られる順番はわからないが、気づく順番は「知・美・品」ではないかと思う。
話していて知的だと思う人は美しく感じてくる。そしてそれが不動のイメージとなったとき、「品がある」というベースに気づく。さらにベースだったはずの品がベールとしてまとわれたとき、圧倒的な美しさを発するのではないかと想像すると、その存在はちょっとやそっとではお目にかかれない人物だということがわかる。
だんだん大げさになってきたが、私がこうやって女子ネタを飽くことなく探すのには、「知・美・品」を兼ね備えた究極の美女を求め続けているのではないかと思う。
新しい美女はどんどん出てくる。その中で5年後、10年後もメディアに残っているのは一握り。その一握りの人も同時に追い続けることによって、女性の美しさを語る上で「知・美・品」以外の大事なステップを知ることができればと、ひとりよがりの使命に燃えている昨今である。
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