おくにさんのお花見事情2010 [後追い日記]
東京は週末、お花見盛りだった週末の東京。
おくにも近所や出先での桜を楽しみましたよ。
趣向を変えて、こんな愛で方はいかがでしょ。
三岸節子「桜がさいた」
桜の怖さと美しさを今の私なら描ける、と、この作品にいたったのが93歳の時という。
三岸節子展は4月19日まで大阪タカシマヤで開催後、東京へやってくる(4月22日~5月10日・日本橋高島屋)。その頃、東京の桜は散ってしまっているだろうから、これを観に行って追い桜気分?
桜を見てぞっとする感覚を覚えたのは、梶井基次郎の「桜の樹の下には」を読んでから。
桜の樹の下には屍体(したい)が埋まっている!
これは信じていいことなんだよ。
想像だけに、その恐ろしさはとどまるところを知らない。
そして今日、現実以上に現実的な桜を見ることができた。
桜の樹が手のひらに現れるAR(拡張現実)。
エキュート東京内のブックカフェ「HINT INDEX BOOK」で体験できる。
今はまだ飛び出る絵、の範囲内だが、目の当たりにすると充分感動できる。これからさらに、美しい桜を掌中におさめることができるだろう。
そして、世にも美しい桜の樹の下の手には…。
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