おくに文庫:ビブリア古書堂の事件手帖 [おくに文庫]
『神様のカルテ』からマンガちっくな表紙の小説に抵抗がなくなったため、ここんとここの手の小説を精力的に読んでいるおくにです。
『ビブリア古書堂の事件手帖』はいわゆる謎解き小説なのですが、古書が鍵になっているため深堀りしようと思えばいくらでも、という類です。
何より、主人公・古書店店主の栞子さんが無類の美人である設定が見逃せないポイント。しかもこの店主、古書以外の話題ではめっぽう人づきあいが苦手な「おたく」なので端々に見られる天然さが、もう1人の主人公の男性・五浦の感情を通して感じられます。
そこでアカンのが、誰もが思いがちな「実写にしたとき、誰が演じるんだろう?」というおせっかいなあてがい。色白黒髪から想像するに、仲間由紀恵さんを思い出すも、諸事情により綾瀬はるかちゃんを抜擢。その後は、あら不思議。根拠のない行間も加え、異常なふくらみをもたせた内容と化します。
とか、これから読まんとする方々はそんなおくにの妄想もエッセンスに、楽しんでみてください(いらない…)。
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タグ:ビブリア古書堂の事件手帖
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