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おくに日記(11/5)~文化記録その2 [後追い日記]

小笠原さん家は都営大江戸線若松河田駅徒歩1分という好立地の物件である。

買えないから。借りられないし。

はい。こちらがかの有名な小笠原流礼法の第30代目当主、小笠原伯爵邸でございます。

駅をおりたって数秒歩けば、小鳥のさえずりにいざなわれて到着(これ本当)。えっここ入っちゃったけどいいんですか?靴はいたままでいいんですか?と、すんなり入れることにびっくりする。

中庭。ってここ、どこ?

いちいちシャッターチャンスである。

鳥。

鳥かご。

ここは…SP待機小屋?

スパニッシュ様式を生で見るのは初めて。外国人サイズなんだろうけど、心くすぐるディテールのせいかこじんまり感じてなじみやすい。

せっかくなのでカフェを利用してみる。

ガトーバスクとホットコーヒーを頼んでみた。
ガトーバスクはナッツをおりませたパウンドとカスタードの二層ぜめスパニッシュケーキ。

私は本格派ケーキが一個まるまる一人では食べられないビョーキだが、これはおいしくいただくことができた。まずは一層ずつ、次に二層ごとパクリ。飽きたら横添えのフルーツコンポートをかじったり、さっくり仕上がったクリームをすくいながら食べたりとマイペースに食べられる。

化粧室のトイレットペーパーホルダーも乙女仕様。音姫なんていらないもん。

そうそう、私が通されたのはシンプルな個室。

静寂を極めた荘厳な雰囲気もいいが、こんな風にチャッチャッとお手入れしがいがあるフランクな洋風空間も好きだ。

期限がはかれるようになった余生を、私はどちらかで過ごすだろう。

そして、小笠原さん家を出た私は営業マンに誘われるがまま、まだ誰の家でもないモデルルームに入ってしまった。

意外によかったのよ。ベランダ広いし。

「なぜ牛込というか知っていますか?」
「高田馬場は馬が多かったんですよ」
営業マンの一人が時々投げかけてくる豆知識に、へーへーと回数を重ねていったら、彼が教文館で購入したという古地図をこっそり1枚くれた。うれしくて舞い上がったが、マンション購入はきっちり断った。

今日まわったのはこの辺り。

最近スペイン旅行に行った友人から死ぬほどもらったイベリコ豚のおかげで気分はすっかり小笠原流(ちがうだろう)。

明日は雨だし、ゆっくりしよう。

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見るだけで楽しい新築マンション!


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