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おくに日記(プチエッセイ風) [後追い日記]


「やっぱり、人間の肉なんて食べられたもんじゃないよね。」

ドングリを主食とする豚からつくられた生ハムがことのほかおいしかったという話からである。

「変なものがいろいろ混じっていそう…」
「そもそも究極の雑食だもんねぇ」

現代版ひかりごけがあるとして、私の肉はおいしく食されるものなのだろうか。

少なくとも今の私のそれはおいしく食されないだろう。

「あ、だめな時の顔になっている。」

先日、ひさしぶりに会った友達にそう言われたのだ。

そもそも人工的に複雑な食べ物は食べるに疲れる。

だから本日行った外苑前の「上田米穀店」のメニューの中で、一人分ずつ炊き上げる「銀シャリ」に激しくひかれた。


種も仕掛けもないただの米。
いや、「米・食味鑑定士」の資格をもつ店主が、自ら全国を回り仕入れたただならぬお米。

装着。着火オーライ。

待つこと30分ということで、おすすめの桜鯛のお造りをいただくも、思い立ってお茶漬けてみる。

底に一切れ、も一切れはさっとひとしゃぶり。
うん、当たり。

お米もつややかに炊き上がり、たまごかけごはんにしていただきま!

今日3つ目の卵かな。

思えば米粒がひとまわり小さかった。
そういえば、魚も天然は養殖よりもひとまわりしまっているものだ。

私もしまっていこうかな。
それには卵、一日一個に控えなきゃ。

私の肉がおいしいかなんてわかりっこないけど
せめて「おいしそう」とは言われたい。


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