おくに日記（飯田橋de自分探し篇）

感化されたのはどっちが先だったか…とにかく名刺を追加注文したのもあって、名刺展に行ってきました。

◇印刷博物館：「はじめまして」の名刺展
http://www.printing-museum.org/exhibition/pp/070206/index.html

インフォメーション、プロモーション、メッセージ、そしてコミュニケーション─横文字は苦手だけど、名刺のもつさまざまな意味をどっくんどくんと感じました。

撮影禁止なのでビジュアルでは訴えかけられませんが、印象的だった名刺をいくつか。

◇スーパープランニング：20枚綴り名刺
http://www.superplanning.co.jp/
渡し方もPRの一つ。プリプリと1枚ずつ取る所作に自身が出てくる気がします。

◇ウィーブ：ガム名刺（アドガム）
http://www.weave.co.jp/
ノベルティとしてカワ四角いガムに名前が刷ってあるのです。昔、辞書のページを破って食べる、みたいな単語記憶法があったようですが、同じく個人情報を覚えて忘れない？

◇インテリジェンス『DODA』：純金名刺
http://doda.jp/
実物、見ちゃいました！鹿鳴館時代には純金名刺にダイヤモンドを埋め込んだりしたそうですよ。

◇JR東日本：エコ名刺
http://www.jreast.co.jp/
切符の再生紙でできているんですって。

◇テレビ新広島：動画名刺
http://www.tvblog.jp/tvnet/archives/2006/03/post_032012210001.html
二次元バーコードを読み取ると、携帯で個人のPR動画が見られるサービスを導入。OJTの一環で自分で作るのは楽しいかも。

◇フィランソロピー：社会貢献名刺
http://www.philanthropy.or.jp/meishi/meishi_index.html
障害者が創作した作品を名刺に印刷することで、収益の一部が寄付されます。どれもステキなアートばかりでした。

上記は実在する名刺で、以下は凸版が提案するサンプル名刺です。

◇プラネタリウム名刺
暗いところで見ると、星が光っているように見えます。銀箔、蓄光印刷という技法だそうです。

◇カフェ名刺
こするとコーヒーの香りがします。香りがしなくなったらもう一度連絡を？

◇ダイバー名刺
海中での名刺交換もOK？どこにしまうのかが気になっちゃいます。

◇スクラッチ名刺
シールをこすって当たりが出たら、敷金が割引される遊び心をプラスした名刺。不動産屋さん、というのがミソ。

◇ペット名刺、赤ちゃん名刺
フロッキー、発泡などの技法で手触りに安心感が。お母さん同士、飼い主同士のコミュニケーションにというわけです。

一番印象深かったのは、「マクドナルド」の名刺ですね。社員は、ビックマック、ポテト、マックシェイク、ベーグル、サラダのカタチをした5種類を20枚ずつ計100枚渡されるそうです。実際目にすると、奇をてらった感じはなく「フードヒーロー」というコンセプトも頷けるのです。あーでもエビバーガーとエビちゃんの名刺があったら欲しい！

オリジナリティの象徴である名刺。
ロゴや色、機能と新しく定着しそうな流行がひとところに集まった感じです。

出る前に、入り口のオブジェをパチリ。

近くで見ると…

これだから（これだけじゃないけど）、遠くが見えなくなるより近くが見えなくなるほうが怖いのです。

ま、次回のイベントがこれですよ。

行くべし！行くべし！

そのあと飯田橋まで行かれるという方は、帰りにフィリピンカフェつーのはどうでしょう？

シンプルなソファのすわり心地がちょうどよく、広々としたテラスもあって、ずっとここにいたい…とうっとりしたのもつかのま、店内はまたたくまに品のよい熟年層に貸しきられ、カラマンシージュースしか堪能できず…。

まぎれることもできなくはなさそうだったが…リスクのほうが大きそうだった…。

次はアドボだ！

「おくにのホームページを見て」と店員さんに言ってもなんの割引もありませんのでご注意を！

【おまけ】
春を待つ信号。