おくに日記(華麗なる一族入り篇) [後追い日記]
御徒町で待ち合わせたこともあって、以前から行きたかった旧岩崎邸庭園に足を運びました。
ジョサイア・コンドルの設計により、明治29(1896)年に建てられた三菱創始者・岩崎家本邸でございます。
こじんまりとしつつも、無駄のなさそうな機能と心くすぐるディテールの暖炉。
見るだけであったかくなりそうです。
婦人客室。
優雅な会話が聞こえてきそうです。
突然視界が広がるベランダからの一望。
曇りでも気持ちがよい眺望です。
「金唐革紙」という和紙ですか。
照明もいらないんじゃないかというくらいの神々しさです。
国会議事堂にも使われているとか。
運よく、その金唐紙の世界唯一の制作者・上田尚氏のサイン会が催されていました。
珍しい金唐革紙のしおりにサインしていただきました。
昔の合成写真だとか。
古地図大好き。
バカラも光っております。
タイルも荘厳な意味が含まれている上に、現代に通ずるこのかわいさよ。
洋館とつながっている和館は、書院造りを基調に作られております。
うーん、難しいことはわからないけれど、かなり好きです。この感じ。
ともすると神経質なほど細いふすまも妙におちつく組み合わせ。
「和」というのに特に郷愁は感じないですが、ここは落ち着きますね~。
お抹茶もいただけます。
「岩崎のたたみに座れるなんてすごくない?」和菓子を口に運びながら語る姉。呼び捨てかい。
南側からの眺めです。後ろには広大な庭が広がっています。寝転びたーい。
スイスの山小屋風の造りであるこの別棟は…
撞球室(ビリアード場)です。
ベンチもおされー。
君たちは入館料いらないのね…。
なんかいらぬものが、そぎ落とされた感じ。
100%自然、というよりも手入れされた自然と人が住む建物が調和しているのを見るのが好きなようです。
邸宅訪問、ちょっとハマりつつありますね。
おっと、一気に現実へ。
ま、ひたっていたわけじゃないけど。
夜はガラリと変わって、馴染みの美容師さんたちとアジアンレストランで飲み。
シャコは死体にむらがるそうです。そんなシャコをわれわれ口にして、知らず知らずひかりごけっていたりして…キャー。
ここでも盛り上がりましたね。
◇顔ちぇき!
http://www.j-magic.co.jp/01_media/kaocheki.html
顔ちぇき!による今日のメンツはこのようになっております(一部おくに判断)。
華麗なるメンツですな。
猫・・・良い味だしてますね~!。
by アートフル ドジャー (2007-09-24 22:21)
>アートフル ドジャーさん
こちらもありがとうございます。
猫ちゃんたちは、ちょうど退館時間にのっそり出ていっていましたね。
by おくに (2007-09-24 22:39)