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おくにメモ(書籍篇) [後追い日記]

海馬


目標を掲げて何が楽しいかといえば、それは「達成する」ことでしょう。

ただ分相応に達成感を味わいたいけれど、たまにちょっと欲が出て大層なことを妄想してみたりして。その辺のバランスをどうしたらよいか、もてあますことも楽しんでいた気がするのです。ちゅうぶらりんなまま。

─達成感という快楽をいかに味わうかと言うと、「目標は大きく」ではなく、「目標は小刻みに」と心掛けるほうがうまくいくようです。もちろん大きな目標を持つことは大切なのですが、「今日はここまでやろう」とか「一時間でこれをやろう」と実行可能な目標を立てると、目標を達成するたびに快楽物質が出て、やる気を維持できます。
<中略>
自分が今どういうレベルにいるのかをわきまえていないと、非効率的にものごとを追求してしまう危険性があるんですね。一足飛びには無理なのだったら、まずは途中にあたる課題に取り組んだほうがうまくいきます。

脳の研究者の池谷裕二さんが、糸井重里さんとの対談でおっしゃっていたことです。

私の勝手な解釈かもしれませんが、「快楽」と「効率」は同時に求められるのだ、とコーフンした一節であります。

他にも「30代からはつながりを発見する能力がのびる」「受け手が主導権を握る」「風邪薬はやる気を失わせる」など、読むだけで脳をビンビン刺激する内容がぎっしりです。

あまり対談とかエッセイとか読まないクチなんですが、手にとったというのは、その時欲していたからなんですかね。

あ、文庫カバーの手触りがよかった、というのもポイントだけど。

いやはや、糸井重里さんの柔軟さを初めて知りました。樋口可南子さんがいつまでもお美しいわけだ。

彼女や奥さんに魅力を感じなくなったのは、今の自分の在り方を映しているのかも?刺激、癒し…なんでもいいからあぐらをかかない程度に心地よい付き合いが一番ですね。

◇目標管理ツール「check*pad」
http://www.checkpad.jp/
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