おくに日記(群馬の山に行ってきた篇) [後追い日記]
群馬の水上温泉に行ってきました!
宿泊先は、水上駅からバスで1時間ほどの葉留日野山荘(はるひのさんそう)でございます。
バスは湯の小屋行き終点で降ります。
そこから5分くらい緑と水を眺めながら山荘へ。
着いた~
ここは廃校となった分校を改築した山荘なんです。どことなくそんな趣が感じられますね。
部屋も純和風~
無駄がなく、清潔感があるお部屋で好感がもてました。
窓をあけると見えるこじんまりとした山小屋は、温泉なんだそうです。
さっそくおっじゃま~。
熱めですが、サラッとしてくせのないお湯です。湯上がり後もしばらく心地よくぽかぽかしていました。
さて、目的はココです!
談話室といわれるこの広々としたお部屋の壁には、ずら~んと本が並んでいるんです!もともとは理科室&職員室だったようです。
暖炉もあるんですわ。
冬もよさそうですね~
夕食までに時間があったので、『彼女の哲学』をチョイス。
この作家さんの『美味礼讃』が好きなんですが、この本もスラスラ読めました。
新しめの本もあったけど、さすがに『1Q84』はなかったな…。
18時になると夕食を知らせる館内放送が流れます。校内放送みたい。
イワナやこんにゃく刺し、タラの芽、山菜など普段東京では食べられないようなおかずが並びます。
この他にも野菜の天ぷらやサラダ、三つ葉のお味噌汁が付いていて、かなり満足するラインナップ(?)でした。山菜って、健康のために食べているんだと思っていたんですが、おいしいんですねぇ…
さて、2冊目は横山秀夫著の『顔』です。
夜の談話室は冷えたので、後半は自室で読みました。ふかふかのお布団で本を読みながら寝る…贅沢な夜でした。
あけて早朝!もちろん朝風呂に向かいました!
やっぱりこのお湯、いいですね~お肌がつるっとします。
心なしか、ウォシュレットの水もやわらかいような…気のせいかしら。
お!夜に聞こえた泣き声はモリアオガエルだったんですねぇ。
山荘の方の「あそこに泡状の卵があるんですよ」という説明を聞きながら…どことなく視線を感じるおくに…
生きてるのかなぁ…。
また談話室で本を見ていると、朝食を知らせる校内放送が。
この朝食はなんだか感動でした。特になめこのお味噌汁と湯葉がおいしかったです!
そのあと支度して、早めに清算をすませ、バス停までの道をゆっくり堪能しました。
ひっそりと源泉が…
やっぱり熱かった!
それにしても金沢へと思っていたところの土壇場変更だったので一時はどうなることかと思いましたが、行って正解でした。
山具合もちょうどよかったです。私、極度の高所恐怖症なので山の高いところでバスがフニフニ曲がるたびにビクビクするんですよね。
このバスからの眺めは平気です!
機会があったら今度は2泊ぐらいして読書三昧したいですな。
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