おくにグルメ(ARBOL・アルボール@神楽坂) [グルメ]
神楽坂の裏路地に位置するARBOL(アルボール)は、昨年オープンした野菜にこだわる一軒家レストラン。都会のど真ん中での屋上農園は賛否両論あるが、前を通るたびに気になっていたので、久々の神楽坂飲みを機に予約してみた。
◇屋上は自家農園-神楽坂に一軒家レストラン、マイプランター募集も
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なんとその日は神楽坂阿波踊り…
人波にもまれながらやっとこさ到着したときは、予約時間を20分も過ぎてしまっていた。「すみません!」と靴をぬぎぬぎ平謝り。「いえいえ。暑かったでしょう」迎えてくれたお給仕さんのねぎらいの言葉が身にしみた。
ウーン、友達のウチに来たみたい。
そんな感覚にとらわれている中、やはり阿波踊り渋滞にもまれた様子の友人登場。
「阿波踊り、なめてた。」
乾杯をしてもしばらく落ち着かなかった私たち。
マジなめてた(反芻)。
レバーペースト付きトーストのお通しと、鯖のナス巻きを食べているうちにようやく呼吸が整って、いつものペースに。
あなごのフリッター。
サクサクで元気が出る味。
「アヒージョ」と言われるニンニク風味のオイル煮もさっぱりしていながら、肉厚のエビとシイタケのジューシーさが食欲を底上げ。
そして…来た来た!バーニャカウダー(のばすのか)!
これが…かぼちゃ…。いや、食べてもかぼちゃとはわからない。けどみずみずしくて美味しい!
サボテンの葉や100本に1本激辛にあたる唐辛子と、好奇心いっぱいでみるみる平らげてしまうま。
野菜でこんなにテンションがあがったのは初めてかも。
「いろんなタイプのお給仕さんがいて、しかもみんな好感度が高い」
少しおなかが満たされて、やっと周りをみる余裕ができたと見て。男性4人に、女性が3人くらい?本当に全員気持のよい応対をしてくれるのだ。
アイランドキッチンを中心に、カウンターやテーブル、ソファー席が囲む店内もかなり心地よい空間。テラス席も魅力的。
キッチンに近いカウンターに座った私たちは話していても、ついついできあがってくる料理に目が釘づけ。
「あの肉の塊は…」
そして…お肉。
マッシュポテトさらに追加ーの。
お肉。
しっかりデザートとエスプレッソもいただき、まったりしているうちに閉店時間。
げげ0時。4時間強いたことになる。
野菜もたっぷり摂れるから、いくらお肉を食べても後ろめたくない…なんていいレストランなんだ。
入口も出口も古田さんちの玄関から。
友人も言っていたように、その日の気分にぴったりのお店だったな。
祭りも終わってすっかり静かになった通りを横切り、バーでゆるゆると3時まで。
至福の時とは、まさにこのこと。
この時間確保のために、お仕事しよ。
2010-07-25 21:14
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