共に危機感を感じてみる [恋愛指南]
吊橋効果というものがある。
危機感や恐怖感のもとでのカップル成立率は通常の場合より高いんじゃないかということである。
実は私もそれらしき状況にひっかかったことがある。
大学のOBに目隠しとヘッドフォンを装着され、真っ暗闇の中で妙に臨場感のある音を聞かされたのである。誰かが走ってきて新聞紙を私にかぶせるような音とか、私の髪を切るような音とか。私はそのOBにはまったく好意をもっていなかったにもかかわらず、この直後から頼ることこの上ない人になってしまったのである。
まあ、それもいい思い出である(あ、もう思い出なんだ)。
刺激とはひっくるめて恋愛のカンフル剤となるようだが、そのために計画したり行動に移すのもどうかと思う。では単なる話題として、ならどうだろう。
たとえば「電気が使えなくなったらどうする?」という質問をあげてみる。
連想ゲーム、スタート!わーっ!
- 明かりが消えて暗くなる
- テレビや電話、パソコンが使えなくなって情報や伝達手段が途絶える
- 冷暖房が使えなくて寒かったり暑かったりして眠れない
- 冷蔵庫が使えなくなって食べ物や飲み物が腐る
- レンジが使えないのであたたかい料理が容易に食べられなくなる
- うち、IHだからお湯もわかせない
- オール電化がオール機能しなくなる
- 信号が機能しなくて渋滞や事故が起きる
- 交通手段が途絶えて帰宅できない人が出てくる
- レジが手動で間違ったり時間がかかったりする
- セキュリティが甘くなり事件が起こる
- 病院内で患者の病気が悪化したり手術がしにくくなる
そしてどこからともなく歌声が…。
♪連想ゲームは続くよ、どこまでも
それがゲームじゃなくなるときまで♪
どうする俺ら。どうするの私たち。Iからweでっせ。
なんていうんですか、結束感♪出ないかな…?
サバメシを炊くところまでいけば、無人島に行っても大丈夫な二人になるはずだ。
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