Web 3.0 BOOK [後追い日記]
αブロガーとしても名高い百式管理人田口さんが主催する忘年会議2006に参加してきました。
今年話題になったりならなかったりした(?)キーワードやウェブサイトをとりあげつつ2006年のトレンドを振り返って、次の2007年がんばろう!という会議です(語弊あり)。
すべてひっくるめて、私がこれは!と思ったポイントを記します。
【2006年を表したウェブサイト】
◇2.0成分解析
http://sebun2point0.blogdb.jp/
→web2.0といっても結局なんだかわからなかった、でもこのサイトはそれをうまく利用しており、実の入ったコネタとしても使える。
◇セカンドライフ
http://www.meltingdots.com/
→いずれ現実となるプロジェクトを仮想空間の中でプレゼンする─というような内容ではないかと。よくわからなかったのだが、利用してみたいと思った。
◇クチコミック
http://www.sodateyou.net/kuchicomic/
→マンガをつかった広告宣伝。企画自体はありがちだが、「見ていたら広告だった」という推薦フレーズが静かなインパクトを与えた。推薦するにしても、表現の仕方はとても大事だと改めて思う。
◇早起き生活
http://www.hayaoki-seikatsu.com/
→早起きが苦手な人の社会復帰(早起きすること)を支援するサイト。起きたらアクセスすることで起床時間をデータ化。グラフとしてブログに貼り付けることもできて自発力アップにもなる。
◇あとで読む
http://atode.cc/
→今、じっくり見られないサイトをあとで見るために自分のメールに送ってくれる便利なツールサイト。コメントも入れられて便利。コメント内容に自分のルールを決めて、さっそく使っている。
【Y!さんからの2006年トレンド解析説明】
◇「2006検索ワードランキング」から見る2006年のトレンド
これはY!検索ボックスで以下のワードを入力して「検索」してみてください。
検索ワードランキング!
出ましたね!それぞれの好みがありますので極力コメントは控えることにします(私もじっくり見たい)。
特筆すべき点は、2006年は「ナビゲーションクエリー」といわれる検索方法が多く見られたことです。恥ずかしながら初めて聞いた言葉なのですが、つまりユーザの行きたいサイトは一つで、そのサイトの一部など固有名詞を打ち込んでその結果から目的サイトへたどり着こうとする段階的な検索行為だそうです。2007年はユーザの検索行動や心理がだんだん明確化していきそうですね。もちろんそれがすべてというわけではないですが基盤が確立されそうでなんだかワクワクします。
あと、田口さんが言っていた「なんでもかんでもフリーの時代の終焉」(←もっとカッコよく言ってた気がする)という概念が印象深かったです。
百式が主催する会議の内容は、ほとんど事後公開可能です。なので自分のブログにあげようがmixiで語ろうが全くの自由(ウソだったらどうしよう)。
何回か会議に出席していますが、書こうと思ったのは今回が初めてです。いやいや、毎回有益な情報はとてもたくさんあるのですけど自分がどう発信すればいいかやんわりわかったのが今回初めてなのです。
ま、私はむずかしいことはわからないのですよ。
ただ、もうそんなことも言ってらんないな、と思いはじめました。
2007年はふざけてばかりじゃいられないな、と感じます。でもキチキチでなく、ネタにしても実装をつんだ上でのネタでないとだめ。
web2.0て何?と白黒はっきりさせたがっていた人(もしくは企業)は、確固とした技術をもっていなくて、何かに自信があってないような人だったように思えます(自分も含め)。
これまで独学→挫折→プロにまかせる→触発されるという流れできたので、これからしばらくは「プロに学ぶ」を実践します。
最後に、私が今年特に印象に残ったサイトです。
◇シブヤ経済新聞をはじめとする一連の地域トレンドウェブ
http://www.shibukei.com/
◇プロダクトでたどる自分史
http://www.nipponstyle.jp/history/flash/index.html
◇Exciteが運営する広告に特化したコンテンツ
http://www.excite.co.jp/webad/
残り少ない2006年、がっつりいっときましょう(そして独り…)!
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